約40年前、大学工学部の学生であった私は、卒業研究の解析でコンピュータを初めて使った。
当時は、タイプライターのような機械で、紙製のテープに穴を開け、コンピュータに読み込ませていた。

 その後、島根県の事務職員として就職した私は、コンピュータとは無縁になったが、文章を書く手段は、手書きや和文タイプライターというアナログから、ワープロなどのデジタルに急速に変化していった。

 そんな私が、約15年ぶりにコンピュータと再会を果たしたのが、NECのノートパソコン98NOTEであった。

 それから10年もしないうちに、島根県では、1人1台のパソコンが配布され、今ではパソコンがなければ仕事ができない環境となった。仕事どころか、家にもパソコンがあるし、手元には、携帯電話やスマホ、タブレットなどが当たり前のようにある。

 この間の便利な暮らしを支える情報化技術と情報機器の発展には、目を見張るものがある。これからも、世の中の暮らしを支える技術や機器が次々と開発されるであろう。

そのような状況の中で、ITOC生まれの技術が少しでも貢献できるよう、スタッフ一同力を合わせて邁進して行きたい。

 (センター長 楫野 弘和)