ITOCでは「県内IT企業のための異業種訪問 “直接現場に行ってビジネスの種を探そう!”」と題し、島根県内の様々な業種の企業にご協力をいただきながら、IT企業が実際に現場に訪問しお話を聴く機会を設ける取組みを行っています。このたびは社会福祉法人仁摩福祉会様にご協力いただき、IT企業による異業種訪問を開催しましたので報告いたします。

目的

県内IT企業が様々な業種の現場における課題等を知ることを通じて、自社サービス開発やソリューション提供といったビジネスに役立てるきっかけを提供すること。
また、ご協力いただいた企業等においても、事業を営む上で感じている日々の悩みや現場における課題解決に向けて、ITの活用を含めたヒントを得ていただくこと。

協力先

社会福祉法人 仁摩福祉会 様

仁摩福祉会様のご紹介
島根県の中央部に位置し、特別養護老人ホームや認知症対応型通所介護、地域交流機能を備えた複合施設4事業所を開設し、大田市西部の福祉サービスの一端を担っています。高齢者の方々の生活の助長、社会的孤立感の解消、心身機能の維持向上を図ると共に、ご家族の身体的、精神的な負担の軽減を図ることを目的としています。また、新たに「仁摩保育園」の事業も開始され、地域福祉の向上に努めておられます。

開催日時・場所

日時:令和3年8月18日(水)13:30~15:30

開催地:大田市仁摩農村環境改善センター(大田市仁摩町仁万540-1)

参加者

県内IT事業者等から3社の参加がありました
(また、オブザーバーとして大田市産業企画課様が参加されました)

当日の様子 

挨拶

「事業をサポートするのがITの役割だと考えている。」「課題等をお聞きし、IT企業とのマッチングしたい。」

 開会のあいさつで会の趣旨について説明する、しまね産業振興財団松浦 経営支援部長。

ご説明

「ITで解決したい課題は多い。問い合わせ対応、送迎・サービスの効率化等。」「人の手がかかる仕事をITで効率化して、空いた時間で職員の人材育成に力を入れたい。」

 法人におけるIT活用に向けた意気込みについて熱弁を振るう、仁摩福祉会 野際施設課長。

質疑応答

「情報・データの蓄積とそれを関係者で一覧できる場所をつくることが大事だ。」「送迎等の効率化には物流のSaaSを活用できないか。」 等

 参加したIT企業からは、積極的な質疑応答や提案などが熱心に議論されました。なお、当日は地元のケーブルテレビが取材に来られていました。

質疑応答2

「施設の半分の職員はシステムへの入力作業に苦労している。」「個人にスマホが普及しており、ITの導入には抵抗感が感じられなかった。」 等

 5施設の代表者にもご出席いただき、責任者の観点から仕事・施設の違いによってITの活用状況や抱える課題が異なることをご説明いただきました。

 

参加者の感想等

・福祉介護業界の課題を広く認識することができた
・ソリューションありきで課題を捉えがちだが、業務の全体的な流れと背景を理解した上で提案して
 いくことが必要だと感じた
・何をIT化すれば業務が効率化するのか、業務・運用を整理して提案する重要性を感じた
・配車管理の課題は福祉介護に限らず他分野でも声を伺うため、業種を限定しない配車管理システム
 の開発について検討したい 等

今後

ITOCでは、今後も「IT異業種訪問」として様々な業種を対象にした同様のイベントを適宜企画してまいりますので、奮ってご参加くださいますようお願いします。今後のイベントの内容・スケジュール等については、適宜ホームページでご案内します。