×閉じる
mruby/c|レポート mruby/c

mruby/c 2.0 をリリースしました

2019年06月21日

mruby/c2.0 を公開

mruby/c2.0 をリリースしました。

mruby/c2.0では、2018.12にリリースされた mruby2.0.1 に機能を対応させました。
主なリニューアルとして、これまでmruby/c1.2では、「固定長バイトコード」を採用していましたが、mruby2.0.0で採用された「可変長バイトコード」に対応しました。
これにより、バイトコードのサイズを小さくすることができ、ROM容量の小さなマイコンでもより多くの処理を行わせることが可能となりました。加えて、多くのバグ修正を行いました。

https://github.com/mrubyc/mrubyc/releases/tag/release2.0

mruby/c2.0では、主に以下の機能を追加いたしました。

  • 可変長バイトコードの採用
  • クラス継承に関連した実行が可能(例:super など)
  • ブロック処理の実効に制約があった部分についての制約の緩和        
  • mruby/c2.0 のご利用にあたってはコンパイラはmruby2.0.1をご利用ください。

  ※ mruby2.0.1コンパイラはコチラからダウンロードしてください。
  【https://www.s-itoc.jp/activity/research/mrubyc/mrubyc_download/

mruby/cについて

mruby/cはRubyの特徴を引き継ぎつつ、プログラム実行時に必要なメモリ消費量が従来のmruby(組込み向け軽量Ruby)より少ないソフトウェアの開発言語です。センサーネットワークや、ウェアラブルなどの小型端末に向けたソフトウェア開発に向いています。

しまねソフト研究開発センターは、国立大学法人九州工業大学(田中和明准教授)と共同研究開発を行っています。

詳細はこちらのページをご覧ください。

お問い合わせ先

しまねソフト研究開発センター
Mail:itoc@s-itoc.jp
Tel:0852-61-2225

このページのトップへ