開催報告 地域創生×IT「IT企業のための異業種訪問」
ITOCでは「県内IT企業のための異業種訪問 “直接現場に行ってビジネスの種を探そう！”」と題し、島根県内の様々な業種の企業や団体の方々にご協力をいただきながら、IT企業が実際に現場に訪問しお話を聴く機会を設ける取組みを行っています。このたびは一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームにご協力いただき、IT企業による異業種訪問を開催しましたので報告いたします。
目的
県内IT企業が様々な業種の現場における課題等を知ることを通じて、自社サービス開発やソリューション提供といったビジネスに役立てるきっかけを提供すること。
また、ご協力いただいた企業等においても、事業を営む上で感じている日々の悩みや現場における課題解決に向けて、ITの活用を含めたヒントを得ていただくこと。
協力先
一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム
≪ご紹介 ≫
魅力ある高校づくりによって全国から学生を募り、教育改革によって地域活性化を目指す「高校魅力化プロジェクト」。
島根県海士町から始まったこの教育改革は、今や100以上の地域にまで広がり、地域と社会に変化を起こし続けています。この大きな流れをさらに加速させようと設立された教育事業団体が「一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム」です。
「意志ある若者にあふれる持続可能な地域・社会をつくる」というビジョンを掲げ、34道府県119校の公立高校の国内留学を支援する「地域みらい留学」を軸に、地域と学校をつなぐ“高校魅力化コーディネーター”の採用・配置事業や、魅力ある高校づくりの実現を評価し研究するシンクタンク事業など、日本の地域創生と未来を担う若者の育成の両軸で、全国の自治体や教育機関と連携しながら活動を展開しています。
開催日時・場所
日 時：令和６年 ３月６日（水）１３：３０～１5：３０
開催地：一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム ワークショップスペース
参加者
県内IT事業者（7社）にご参加いただきました。
当日の様子
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先ずは尾田専務理事より地域・教育魅力化プラットフォームと地域みらい留学を含む事業の内容についてご紹介いただきました。 「今日は積極的に意見交換をしましょう！」と、参加者が発言しやすい雰囲気を作っていただきました。 |
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事業を推進する上で、課題に感じられていることや今後取組みたいことなどを参加者に共有していただきました。 ご説明いただいた後は、質疑応答と意見交換。 |
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質疑応答・意見交換の後は事業担当者の方を交えてアイディア創出のワークを行いました。当日ご紹介いただいた事業課題に対するITを活用した課題解決方法について、個人で検討した上でグループ内でアイディアを共有し、さらにアイディアの深堀りを行いました。 |
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グループごとに創出されたアイディアについて全体に共有していただきました。 |
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ITを活用したマーケティングや学生と高校の新しいマッチング手法など、様々なアイディアが創出されました。 |
参加者の感想等
- 地域企業とIT企業間にギャップがあることが分かった。IT企業としては簡単に実現できそうなものが、地域企業には難しそうと思われる場合もある。それによってDXに踏み出せない企業も多いのではと感じた。
- （団体、事業説明を受けて）このような組織、活動、ニーズがあることを知る機会となった。
- 地域みらい留学について学ぶことや課題に気づくことがあった。
- 企業のマーケティングの悩みを知ることができた。
- やりたい事業を続けるということが大変であるということを知ることができた。
- 生成AIと連携するサービスについて具体的に提案したいと思います。
- 活発な意見交換が良かったです。
今後
- 今回ご協力いただいた一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームの課題解決に向け、取組む意向のある参加者と具体的な取り組みを推進します。
- ITOCでは、今後も「IT異業種訪問」として様々な業種を対象にした同様のイベントを適宜企画してまいりますので、
奮ってご参加くださいますようお願いします。今後のイベントの内容・スケジュール等については、適宜ホームページで
ご案内します。
お問い合わせ先
公益財団法人しまね産業振興財団 しまねソフト研究開発センター（ITOC） 担当：内部・石川
〒690-0826 島根県松江市北陵町１ テクノアークしまね2F
TEL:0852-61-2225 FAX: 0852-61-3322 itoc@s-itoc.jp
