地域の医療資源×Technologyによるイノベーション創出への取組み

Fintech(金融)、AgriTech(農業)…など、現在では「〇〇×Technology」のように、様々な既存産業とITが結びつき新たなビジネスが産まれています。この動きは、「X-Tech(クロステック)」とも呼ばれ、新しい価値や仕組を提供する動きとなっています。そこで、しまねソフト研究開発センターでは、島根県内においてオープンイノベーションを進めるため、ITと様々な業界を結びつける「ITOC X-Techラボ」を開催します。

 ITOC X-TechラボVol.1は、「医療×Tech」。株式会社ERISAは、島根の医療情報資源である脳MRI画像を利用して、認知症早期発見技術の事業化を目指すベンチャー企業として事業展開を進めています。この取組みは、地域にある情報資源の活用、ビジネスモデル構築、ビジネスパートナーとの連携、資金調達などの面において、オープンイノベーションの事例として大変参考になるものです。そこで、この取組み事例についての講演とプロジェクトメンバーによるパネルディスカッションを実施します。

日時

令和元年11月27日(水)14:00~16:30

会場

松江テルサ 大会議室(島根県松江市朝日町478-18)

対象

島根県内のIT企業、医療関係者

定員

50名(要申込)

受講料

無料

申込方法

【Webからのお申込み】
  下記の申込サイトからお申込みください。

申込サイト

【FAXからのお申込み】
 下記チラシ裏面の申込書に必要事項を記載いただき、FAX(0852-61-3322)までお送りください。

ITOC X-Techラボ Vol.1「医療×Tech」チラシ

pdfファイルチラシダウンロード(PDF:904kB)

※申込先着順で、定員になり次第受付を締め切らせていただきます。

【第1部】講演

「地域医療資源を活用した社会的課題解決へ向けたイノベーション創出への取組み」

講師

X-Techラボ 野津氏

株式会社ERISA 取締役CDO 野津 良幸 氏

松江北高校卒。東京大学大学院農学生命科修士課程修了。国内大手研究用試薬メーカーに13年間勤務し、広報・IR、事業開発に従事。また、韓国とヨーロッパ子会社での経営管理など6年間海外駐在。退職後、島根県へUターン。生殖・再生医療のバイオベンチャー2社の創業に携わり、2017年より現職。大学や企業との連携、事業計画立案、資金調達等を担当。

 

X-Techラボ 石田氏

株式会社ERISA 取締役CTO 石田 学 氏

松江北高校卒。京都大学文学部中退、島根大学生物資源科学部生命工学科卒業。2012年株式会社エブリプラン入社。ODA 事業などの海外案件や新規事業の開拓に従事。2017 年共同創業メンバーとして株式会社ERISA を設立。最高技術責任者として、MR 画像からAI による認知症の徴候を検出するプログラム開発に従事。2018年より島根大学大学院医学研究科修士課程に入学。

【第2部】パネルディスカッション

「オープンイノベーション創出に向けたアライアンス・資金調達戦略」

モデレーター 株式会社ERISA 取締役CDO 野津 良幸 氏
パネラー   株式会社ERISA 取締役CTO 石田 学 氏
       株式会社島津製作所 経営戦略室 ヘルスケア事業戦略ユニット ユニット長 西本 尚弘 氏
       メディカル・ケア・サービス株式会社 認知症戦略室 室長 中本 恭太郎 氏
       株式会社デジタルガレージ DG Labエグゼクティブマネージャー 豊原 稔 氏
       とっとりキャピタル株式会社 投資業務部 部長 岡村 学 氏
       山陰合同銀行 地域振興部 事業支援グループ 調査役 西尾 誠司 氏
       島根銀行 法人融資サポートセンター 審議役 清水 一哉 氏

主催

しまねソフト研究開発センター(ITOC)

後援

一般社団法人島根県情報産業協会

お問い合わせ先

しまねソフト研究開発センター(公益財団法人しまね産業振興財団)
E-Mail : itoc@s-itoc.jp
TEL:0852-61-2225(担当:徳田)