Tool:-RETISSA Display
Date:-2019/02/16
Time:-13:00-17:30
place:-AJITO(島根県松江市津田町301番地 リバーサイドビルディング2F)

開催の目的

しまねソフト研究開発センターでは、「ITOCminiLab」と称し、ドローンやVR/AR/MR技術を用いた機器等を整備し、県内事業者と共に活用することで、新たな商品やサービス創出に向けたチャレンジを支援しています。 

ITOCはminiLabの利用者を増やし、新たな取り組みにチャレンジする機会を醸成するために、定期的にセミナーを開催しております。
今回は、医療・福祉分野で注目を集めている、網膜投影ARグラス「RETISSA Display」(株式会社QDレーザ)の体験会を実施しました。

講師

手嶋 伸貴 氏(株式会社QDレーザ

当日の様子

概要

  • まず手嶋講師より、デバイスの説明をしていただきました。
  • そののち、県内等の事業者、個人による利用アイデア発表を行っていただきました。
  • アイデア発表会では、8名の方がそれぞれ事前に考えていた自らのアイデアと本デバイスを使って
    見てみたい映像を発表し、実際どう見えるのかを体験いただきました。
  • その後、発表者8名と手嶋講師によるパネルディスカッションが行われ、技術的な部分や今後の展望等、
    活発な質疑応答が交わされました。
  • 最後には、受講者の皆様全員に、実機を体験していただきました。

使用機器

RETISSA Display

内容

  • RETISSA Displayの説明
  • アイデア発表会
  • パネルディスカッション
  • 機器体験

 ご参加いただいた方々の声

参加して頂いた方々の感想(抜粋)

  •  網膜投影ARグラスを知ってから、どう見えるのか、どういう仕組みなのかを体験したかったので、松江でセミナーをやっていただいて本当にありがとうございます。夢が膨らみました。短時間で講演と実機体験が出来て良かったです。
  • 想像以上にくっきりと見えていてすごかった。距離感を調整できたらより多くの使い道ができそう。
  • 機器体験のみではなく、機器の利用アイデアや今後の展望について聞くことができた。
  • 技術者観点でお話しいただけたのが良かった。また、多業種の方が参加されていい刺激を受けました。

所感

 「網膜に直接映像を投影する」とはどういうことなのか。
実際に体験してみないと分からない、伝えられないのが、XRデバイスの世界だと思いますが、今回の「RETISSA Display」は、特にどう見えるのかが想像しづらいデバイスでした。
そんな中、8名の方々によるアイデア発表とその検証が行われ、それぞれ異なる立場・趣味・関心から生まれたアイデアはとても魅力的でした。
今後もITOCminiLabでは、アイデアを気軽に検証できる場の提供を続けていきたいです。