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mruby/c|レポート mruby/c

mruby/c 2.1 をリリースしました

2020年04月09日

mruby/c 2.1を公開

mruby/c 2.1を公開しました。

mruby/c 2.1では、例外処理、ブロックの機能が加わります。
これまで、例外処理の仕組みがなかったため、処理が完全に終わったかどうかを1つ1つ確認しながらプログラムを書く必要がありましたが、これにより、プログラムの多くの部分をエラー処理に費やす必要が無くなり、簡潔に意図どおり表現することが可能となります。
また、ブロックの機能により、より簡潔に繰り返し処理を記述することが可能となります。
加えて、多くのバグ修正を行いました。

mruby/c 2.1では、主に以下の機能を追加いたしました。

主な機能追加

  • 例外処理を実装 (*1)(*2)
  • ブロックの処理を実装 (*3)
  • メソッドへの引数受け渡し種類を必須引数のほかに初期値付き引数、配列で取得、dictionary引数に対応      

(備考)
(*1) ネストした一部の例外処理が正しく動作しない場合があることを確認しております。この不具合については、追って修正をしてまいります。
(*2) トップレベルで発生した例外は、C言語のプログラム側で捕捉できます。具体的な方法については、sample_c/sample_no_scheduler.c を参考にしてください。
(*3) mruby/c 2.0 では単純なブロックのみ対応していましたが、これを一般的なRubyプログラムで問題にならない程度に改善しました。

その他のトピック

  • GitHubリポジトリで行われている自動テストを、ローカル環境でも実行できます。テストの方法については、「How to run tests?」にまとめられています。
  • mruby/c 2.1 で実装されているクラス・ライブラリの一覧を「クラス・ライブラリ一覧」に示しています。

 

mruby/c 2.1 公開URL(ダウンロード)

https://github.com/mrubyc/mrubyc/releases/tag/release2.1

mruby/cについて

mruby/cはRubyの特徴を引き継ぎつつ、プログラム実行時に必要なメモリ消費量が従来のmruby(組込み向け軽量Ruby)より少ないソフトウェアの開発言語です。センサーネットワークや、ウェアラブルなどの小型端末に向けたソフトウェア開発に向いています。
しまねソフト研究開発センターは、国立大学法人九州工業大学(田中和明准教授)と共同研究開発を行っています。
詳細はこちらのページをご覧ください。

 

お問い合わせ先

しまねソフト研究開発センター
Phone:0852-61-2225
Email:itoc@s-itoc.jp

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