エンジニアとAIが共存する世界、AIがエンジニアに置き換わる世界
2025年07月23日
AI の進化は驚異的なスピードで進み、数年前には「AI には無理だ」と言われていた課題すら解決できるようになりました。今や私たちの開発現場にも AI は深く入り込み、日常業務の一部として当たり前に利用され始めています。
とりわけソフトウェア/システム開発の領域では、その影響が顕著です。従来は “コード補完” が限界だった AI が、いまや要件整理・設計・実装・単体テストを一気通貫でこなすエージェント へと進化し、規模の小さなタスク(チケット)であれば人の手を介さず完結できる事例も登場しています。
日々進化するAIの性能や応用例を目の当たりにし、私たちの業務は今後どのように変わっていくのでしょうか。いまはエンジニアとAIが共存し始めた時期だと思いますが、将来はAIがエンジニアの仕事を置き換えるようになるかもしれません。
この変化は、これまで常識とされてきた開発プロセスやスキルセット、収益構造といった事業の前提が、今後揺らぎうる状況にあることを示唆しています。
とくにソフトウェア/システム開発を主要な収益源としてきた事業者にとっては、AIとの向き合い方が、事業の将来を左右する重要な判断軸になりつつあります。
今回のセミナーでは、いまのAIができることを振り返りながら、私たちの仕事の未来について考えていきたいと思います。
開催概要
日時
2025年8月26日(火)15:00~16:30
開催場所
テクノアークしまね 大会議室(島根県松江市北陵町1番地)
参加費
無料
対象者
島根県内IT企業経営者・事業統括責任者
セミナー内容・プログラム
(1)システム開発の進化と生成AI
(2)生成AIの進化で業務はどう変わっていくのか
(3)BIPROGYグループの取り組み
講師紹介
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BIPROGY株式会社 田中 要 氏プロダクトサービス本部 本部長 |
BIPROGY(旧日本ユニシス)入社後、Webアプリケーション開発のサポートを担当。その後、BIPROGYでは最初期のSaaSとしてeラーニングサービスの企画・開発・運用全体をリード。SaaSビジネス、プロダクトマネジメント、アジャイル開発の経験・学びを得る。
この経験をもとに、社内でのアジャイルの理解促進と実践力強化に取り組み、Agile Transformation(AX) Labサービスを開始。
SaaSビジネスの成長に貢献するため、チーム・インフラ・制度の面でカイゼン・拡大に取り組む。2025年4月から現職。
申込方法
下記の申込フォームよりお申し込みください。
申込締切
2025年8月22日(金)17:00
ご案内
主催
公益財団法人しまね産業振興財団/しまねソフト研究開発センター(ITOC)
<共催>島根県
<後援>一般社団法人島根県情報産業協会
お問合せ先
しまねソフト研究開発センター(担当:安部・安食)
TEL:0852-61-2225 / E-mail:itoc@s-itoc.jp