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コラム Column

ITOCminiLab Vol.3 【展示会!】

2018年12月28日

前回のコラム(Vol.2)では、【miniLab三銃士】についてご紹介させて頂きました!
その【miniLab三銃士】のひとりである、清原幹也 氏 が展示会に参加されましたので
報告させていただきます。

【アグロ・イノベーション2018】展示会報告レポート

概要

11月20日から22日に東京ビッグサイトにて開催された「アグロ・イノベーション2018」は農業に関する展示会で一般社団法人日本能率協会が主催しており、「アグリ生産資材展」、「スマートアグリ技術展」、「アグリ加工・流通展」、「アグリ・フードビジネス展」、「農作業負担軽減EXPO」、「VegeFruPack TOKYO」、「土づくりEXPO」と7つの専門展示会が集まり、農林水産省主催の「アグリビジネス創出フェア」との合同開催の総合展示会だ。3日間の来場人数は29,269人。
生産から販売ルート、獣害対策まで幅広く先端技術のある展示会だが、特にドローンを活用したスマート農業を紹介する。

アグロ・イノベーション2018

ドローン×AI

スマート農業全般を手がける株式会社オプティム。なかでもドローンで圃場のデータを収集し、病害虫を検知して必要な場所に農薬を散布する「ピンポイント農薬散布」。

生産される米は平均価格ですべて買取り、生産者にはドローンを貸し出しをする。
生産者はドローンを飛ばしデータを収集、農薬が必要な場所にドローンで散布する仕組みを行なっている。

 上空からの圃場管理

空間情報のパイオニアの国際航業株式会社。
衛星やドローンを使って農作物の生育状況を広範囲にわたり画像を解析し、見に行くことなく状況を把握するサービスを提供。 小麦・大豆・牧草が対象作物だが、他の農作物も順次追加予定

 同じく農場の状況をドローンで植生解析を行っている株式会社FLIGHTS。農場に行かずに遠隔管理。
撮影と3D解析を同時に行い、クラウドに同期する「DroneDeploy」を使用し、解析の時間を大幅に短縮することにより、農場の情報を一元管理する。ドローンはアプリ上でフライトプランを作成し、自動航行させることができる。

 農業とIOT

農業における技術革新は目を見張るものがある。
島根県は全国有数の中山間地域と過疎地域をかかえているなか、人の役に立つ技術を革新的に取り入れていければと思う。ドローンを通じて現場で使える先端技術の選定、検証、正しく安全に人の助けになるものの情報提供が必要だ。

【アグロ・イノベーション2018】開催報告>http://www.jma.or.jp/ai/ja/report_2018.php

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ドローンの活用によって、農業の高度化がますます進んでいることが伝わりました。
農業分野にとどまらず、様々なシーンでドローンの活躍が期待されます。
ドローンのご利用・ビジネスへのご活用をお考えの際はぜひお気軽にご相談ください!

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*(ITOCminiLab担当:景山)

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